ライカ ビゾフレックス

2020年10月18日 04時00分
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M10-R / APO-Summicron-M 50mm f/2
L100017420201011.jpg
Leica M10-R / Leica Apo-Summicron-M 1:2/50mm ASPH. 50mm f/2.4 1/350sec. ISO100 東京都千代田区 東京駅 2020年10月11日 13時52分





ライカ ビゾフレックス(Leica Visoflex Typ 020)
長年、ミラーレス一眼を使い続けてきたこともあり(本当は老眼だから?)レンジファインダーによるピント合わせがよく見えない状態になっています。M10シリーズには、ビゾフレックス020というEVF(電子ビューファインダー)が用意されているので、早速購入しましたので、下記に少し使用したインプレッションを書きます。



ビゾフレックスはライブビューモードで使う
ビゾフレックスをM10-Rのホットシューにセットし、ライブビュー(LV)ボタンを押してスタンバイ。ホントに、たったこれだけでセットアップが完了で、非常に簡単です。あとは、ビゾフレックスの端子カバーと、M10-Rのホットシューカバーの両方を無くさない様に、ビゾフレックスに付属しているケースにしまっておくだけでしょう。



レンジファインダーとライブビューの使い分け
Desireさんが指摘されていたレスポンスについては、ライブビュー(LV)モードでの撮影に原因がある事が分かりました。
通常のミラーレス一眼の場合は、センサーが剥き出しの状態になっていますが、レンジファインダーカメラであるM10シリーズは、シャッター幕は、常時閉じた状態になっており、センサーを見る事ができません。シャッターが押されれば、その瞬間に、すぐにシャッター幕が開き、指定したシャッター速度分遅れて後幕が追従して動く事で、シャッターが切れる構造になっています。
ライブビューモードは、レンズを通した映像をモニターに映し出さなければならないために、シャッター幕は開いた状態になってしまいます。この状態でシャッターを切ると、開いていたシャッター幕を一旦閉じなければならず、それからシャッター幕が開いてシャッターが切れる動作が始まる事から、レスポンスに不満を持たれる方が多いのだろうと思いました。

そういう意味では、レンジファインダーの二重像合焦方式の方が、圧倒的に早くピントを合わせる事ができ、素早くシャッターを切る事ができます。これこそが、レンジファインダー、ライカMシリーズの真骨頂であり、瞬間を大切にするスナップ撮影などで絶大な威力を発揮している所以でもあります。
逆に、デジタルだからこそ可能になった、ビゾフレックスや背面液晶を使用したライブビュー(LV)モードでの撮影は、素早さにこそ欠けてしまいますが、暗い被写体でも、被写界深度の浅い絞りでも、ピント拡大機能によって、正確なピント合わせが可能になります。また、レンジファインダーではカバーしきれない画角を持ったレンズや、距離計が連動しない他社のレンズを使用する場合でも、ライブビューモードなら、見たままを写す事ができますので、ピントやフレーミングの正確性も増します。どちらかと言えば、風景撮影などに向いている撮影法だと言えます。

使用するレンズや、被写体、撮影スタイルによって、レンジファインダーとライブビューを使い分ける事で、それぞれのメリットを活かした撮影が出来るという訳です。



ビゾフレックスのメリットとデメリット
M10シリーズの背面液晶は固定されていて、ファインダーを覗く事が難しい体勢になる場合でも、ビゾフレックスのモニター部分が上に向けられるので、楽な姿勢で撮影することも可能です。あと、割と「あるある」な事なのですが、レンジファインダー撮影だと、レンズキャップをつけたままシャッターを切ってしまうことも少なくありません。慣れの問題もあるのでしょうが、ビゾフレックス使用を含むライブビュー撮影であれば、レンズキャップのはずし忘れ事故は皆無です。

逆にデメリット的な事と言えば、どうしても電池の消耗が早くなります。また、ビゾフレックスの付け外しが面倒です。だからと言って、付けたままにすると、今度は、突起物となるビゾフレックスの破損が怖くてそのまま鞄などに入れられなくなります。まさに、ストロボを付ける必要のある時に、ストロボを付ける様な感覚ですね。
ただ、付けっ放しも想定されているのか、メニューで、ライブビューを使用しない様にするモードも用意されているのは、気が利いています。
また、お店のスタッフの方から、ビゾフレックスのトラブルとしては、端子の接点不良に気をつけて欲しい事を言われていましたが、付けはずしの際には、端子カバーの取り付け忘れのないように注意したいですね。





M10-RのRはResolution=高画素という説明をメーカーさんもされていますが、スナップだけでなく、風景撮影などでも充分活躍が出来るM10なのだと言えます。そういう意味では、風景撮影もやる方にとってのビゾフレックスは、背面液晶より圧倒的に見やすくなるEVFですので、買う価値は充分にあると思いました。
おつかれちゃんです。






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sakayo
Message from sakayo

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Comment 2

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Desire

ご購入おめでとうございます
理解して買ったのであれば問題ないと思います
私は使わないので売り払っただけですので
もちろん、活用の場がないわけではないのでそれを活かすのが筋ってものかと思います
幸い視力が問題ないので私には不要です

2020/10/19 (Mon) 22:00
sakayo

sakayo

To Desireさん

風景撮影的な感じで、じっくりシャッターを切っているうちは、ビゾフレックスは非常に便利なものですので、付けっぱなしになります。
ただ、バッテリーの消耗が尋常ではないです。
先日の撮影では、午前中の数時間、100枚撮影しないうちにでバッテリーがなくなり、
もう一つ買った、予備バッテリーに切り替えたものの、午後の早い時間に帰る頃には、もう残量30%という、実に危なっかしい状態でした。
ライブビューの使い方を考えなければなりません・・・・。
コメント頂き、ありがとうございました。

2020/10/21 (Wed) 06:02